

安全性 | 2.5 |
アカウント | 3.0 |
取引手数料 | 3.0 |
取扱銘柄の種類 | 4.0 |
プラットフォーム | 3.5 |
モバイルトレード | 3.5 |
リサーチ | 2.0 |
学習コンテンツ | 0.0 |
サポート | 1.0 |
- 母体は中東欧を代表する老舗両替企業
- 取引手数料は安い
- スプレッドはやや狭い
- ストップレベルはゼロ
- 取扱商品の種類が多い
- 低スプレッド口座の最低入金は約250万円
- 日本語サポートは停止中
>>Exclusive Markets公式サイト:https://www.exclusivemarkets.com/jp/

Exclusive Marketsの総評
Exclusive Marketsは新興ブローカーではあるが、母体は歴史・業績のある企業であることから、安全性が高いブローカーと言えるだろう。
さらに、プロフェッショナル・エクスクルーシブ口座の取引スペックは高く需要がある。最低入金金額やレバレッジ、取引手数料・出金手数料などが改善されたことで、優れた取引環境を提供している。
また、入出金方法にクレジット・デビットカードの導入を予定しているなど今後も様々な角度から見直し、改善が行われることだろう。
そんなハイスペックなブローカーではあるが、最大の欠点は日本語サポートが現在停止していることだ。入出金やサーバーダウンなどのトラブルがあった時を考えると、日本語サポートは必須と言わざる負えず、早急な改善が必要と言える。
今でこそ新興ブローカーで国内ユーザーはまだまだ少ないが、日本語サポートなど今後の改善点次第では国内でも注目を集めることとなるだろう。
現在は海外FXおすすめランキングにはランクインしていないが、将来に期待できるブローカーであり、Fxpadiaでは今後の動向に注視しながら随時更新をしていく予定だ。
口座タイプ | FX | 貴金属 | エネルギー | 株価指数 | 仮想通貨 |
STD | – | – | – | – | 3位 |
ECN | – | – | – | – | – |
STD(USD) – | STD(JPY) 5位 | ECN(USD) – | ECN(JPY) – | コモディティ – | 株価指数 – |
USD – | JPY – | 高金利通貨 – |
- 5位までランクを表記、6位以下はランク外表記をしている。
- USD表記はドルストレート、JPY表記はクロス円を指す。
- STD表記はスタンダード口座、ECN表記はECN口座・プロ口座を指す。
Exclusive Marketsの安全性:評判△
項目 | Exclusive Markets |
---|---|
安全性 | 70 |
運営会社 | Exclusive Markets Ltd. |
住所 | セーシェル共和国 Room 12, 1st Floor, Kingsgate House, Independence Avenue, Victoria, Mahé, Seychelles |
設立年 | 2018 |
株式公開(上場) | なし |
銀行運営 | なし |
資金管理区分 | 分割管理 |
高信頼度 ライセンス | なし |
中信頼度 ライセンス | キプロス証券取引委員会(CySEC)CIF330/17 |
低信頼度 ライセンス | セーシェル金融庁(FSA)SD031 |
グループ企業は、キプロスの金融ライセンスを習得や有名監査事務所に監査を委託しているなど、グループ全体の安全性は高い。Exclusive Marketsは新興ブローカーではあるが、母体がしっかりとしているため一定以上の安全性は担保されていると言えよう。
金融ライセンスは計2つ取得している
Exclusive Marketsはセーシェル金融庁(FSA)の規制の下、運営を行っている。Exclusive Marketsは個人投資家向けブローカーであり、ExclusiveグループはExclusive Capital Primeにて機関投資家向けブローカーも運営している。
EXCA PRIME FANDはExclusive Capital Primeを運営する”Exclusive Change Capital Ltd”により設立された投資ファンドだ。
監査法人による監査を受けている
Exclusive Marketsでは、定期的に世界的知名度の高い監査法人よる監査を受けているとしているが、具体的な法人名については言及していない。
Exclusiveグループの”Exclusive Change Capital Ltd”は”BDO International Ltd.”、”EXCAPRIME RAIF VCIC PLC”は”PricewaterhouseCoopers(通称PwC) Cyprus”に外部監査を依頼していることを公表している。”BDO International Ltd.”と”PwC”は世界的な監査・会計事務所であり、特に”PwC”は世界4大会計事務所に数えられるほどの巨大企業だ。
このことから、Exclusiveグループは透明性の高い経営方針を行っていることが分かる。
ちなみにFxProも”PwC”に、Exnessは世界最大の監査・会計事務所”デロイト・トウシュ・トーマツ(通称DTT)”、Traders Trustは”PwC”と”DTT”の両社に監査を依頼している。
顧客資金は分割管理を採用している
Exclusive Marketsの資金管理区分は分割管理だ。また、公式ホームページには銀行名などの詳しい記載はない。補償保険に関しての記載も一切ないため、未加入であることが想定できる。
口コミは未評価につき不明
海外最大級のFX掲示板FPA(Forex Peace Army)にExclusive Marketsは登録されていない。また、同グループのExclusive Capital Primeは登録されているが、機関投資家向けブローカーであるためか未だレビューはない。
Exclusive Marketsのアカウント:評判〇
項目 | Exclusive Markets |
---|---|
口座タイプ | 3 |
最大口座数 | 5 |
注文方式 | NDD(STP) |
レバレッジ | 最大500倍 |
ゼロカットシステム | あり |
法人口座 | あり |
国内FXブローカーの大半はDDブローカーだが、Exclusive MarketsではNDD/STP・マーケット決済を採用していることで透明性が高い取引を提供している。
また、海外FXブローカーの最大の魅力であるハイレバレッジとゼロカットシステムはもちろん実装済みとなっているため、追証が発生することなく、ダイナミックな取引が可能だ。法人口座も問題なく開設できる。
口座タイプは3種類ある
Exclusive Marketsではスタンダード・プロフェッショナル・エクセクルシーブの3つの口座タイプが存在する。
取引方式はNDD方式を採用している
Exclusive Marketsの取引方式はNDD/STP・マーケット決済を採用している。また、ホームページに記載はないが問い合わせたところNDD/STPと回答を得た。このことから、Exclusive Marketsは取引方式に透明性のあるブローカーと言える。
レバレッジは最大500倍の設定
Exclusive Marketsでは最大レバレッジ500倍で取引可能だ。以前はエクセクルシーブ口座のみ最大レバレッジ100倍であったが、現在は500倍に改善されている。
他社海外FXブローカーのレバレッジと比較すると、やや低いといった印象だ。
有効証拠金残高によるレバレッジ規制あり
Exclusive Marketsでは口座単位ではなく、1アカウントあたりの有効証拠金残高によりレバレッジ規制が執行される。複数の口座を運用している場合は注意が必要だ。
ロスカットレベル20%でゼロカットシステム採用
Exclusive Marketsのロスカットレベルは20%と海外FXブローカーとしては平均的だ。
また、ゼロカットシステムを採用しているため、口座残高がマイナスとなっても追証が発生することはない。しかし自動では行われず、日本語サポートにメールにて連絡することでセロカットが執行される。連絡前に入金を行うと、入金した口座のマイナス分相殺されてしまうため注意が必要だ。
Exclusive Marketsの取引手数料:評判〇
項目 | Exclusive Markets |
---|---|
最低入金金額 | なし |
取引手数料 | なし |
スワップポイント(USDJPY) | ロング:-3.21 ショート:-4.76 |
平均スプレッド(USDJPY) | スタンダード口座:1.6pips プロフェッショナル・エクスクルーシブ口座:0.2pips |
口座維持手数料 | なし |
ボーナス/ディスカウント | あり |
Exclusive Marketsはいかなる状況でも口座維持手数料が発生することはない。
以前は最低入金金額が設定されていたが、現在はスタンダード・プロフェショナル口座は廃止、エクスクルーシブ口座では約250万円と設定している。また、プロフェショナル・エクスクルーシブ口座の取引手数料も引き下げられ、Exclusive Marketsでは取引環境の見直しが随時行われ改善されている。
入出金の方法
Exclusive Marketsの入金方法は、「銀行送金(国内・海外)」「オンラインウォレット(bitwallet・STICPAY)」「仮想通貨(BTC・ETH・LTC・BCH・USDT)」の9種類だ。
クレジット・デビットカードでの入出金は受け付けていないが、近日リリース予定としている。
Exclusive Marketsでは、入金額に上限を設けていないが、1,500万円相当以上の入金の場合、資金の取得経路の開示が必要となる。これは、Exclusive Marketsが定めるコンプライアンスチェック並びにアンチマネーロンダリングの規定に基づき行われる。
金方法は、「銀行送金(国内・海外)」「オンラインウォレット(bitwallet・STICPAY)」「仮想通貨(BTC・ETH・LTC・BCH・USDT)」の9種類だ。
以前は出金時に1.8%の出金手数料が都度発生していたが、現在は入金から10ロット以上の取引が行われた場合は出金手数料が無料に改善された。
スプレッドはやや広めだが取引手数料は低い設定
Exclusive Marketsと他社海外FXブローカーのスプレッドを比較すると、スタンダード口座はやや広めだが、プロフェッショナル・エクスクルーシブ口座は優秀だ。
さらにプロフェッショナル口座は1ロットあたり片道3USDと業界トップレベルに安く、エクスクルーシブでは1.5USDと破格の取引手数料で取引が可能だ。
ちなみに両口座のスプレッドは同じであり、プロフェッショナル口座は最低入金の設定がないが、エクスクルーシブ口座は最低250万円と高額となっている。
このことからExclusive Marketsで口座開設をするのであればプロフェッショナル口座、運用資金に潤沢な余裕があるのであればエクスクルーシブ口座がおすすめだ。
Exclusive MarketsではMT5でのみ株式CFDとETFが取引可能となっており、両者は口座タイプに関わらず取引手数料が発生する。取引手数料は各銘柄により異なり、MT5内の仕様から確認することが可能だ。
スワップポイントは平均的な値の設定
Exclusive Marketsのスワップポイントはマイナススワップが多いが、他の海外FXブローカーのスワップポイントと比較した場合”並”と言ったところだ。
またスワップトリプルデーはFXと貴金属では毎週水曜日だが、その他の商品は毎週水曜日もしくは金曜日となっており、各プラットフォームの仕様にて確認することが可能だ。
ボーナス受け取りには条件がありクッション機能はなし
Exclusive Marketsでは100%入金ボーナスを行っているが、米ドル建てもしくはユーロ建てのMT5口座かつ100USDの入金以上が対象だ。さらに100%入金ボーナスにはクッション機能がない。また、以下の条件が存在する。
- 1アカウントに対し最大10,000USDまで受け取り可能
- ボーナスの有効期限は6ヵ月
- ボーナスは出金不可
- 利益のみ出金した場合ボーナスは消滅しないが、ボーナス対象となった入金金額を出金した場合、同等のボーナスが消滅する
- 運用資金とクレジットの比率が101%以下となるとボーナスは全額消滅
- ボーナス適用口座はロスカットレベル50%に変更
このようなことから、他社の海外FXのボーナスと比べると使いづらく感じる。
Exclusive Marketsの取扱銘柄の種類:評判◎
項目 | Exclusive Markets |
---|---|
外国為替 | 62種類 |
株式 | 281種類 |
株価指数 | CFD:12種類 先物:17種類 |
ETF | 45種類 |
コモディティ | 先物:13種類 |
貴金属 | CFD:2種類 先物:1種類 |
エネルギー | CFD:3種類 先物:2種類 |
仮想通貨 | 13種類 |
債権 | 7種類 |
Exclusive Marketsは幅広く商品を取り揃えている。株式CFDは主に欧米銘柄を取り揃えており、FXブローカーとしては取引可能商品数が多く、ETF・債権・コモディティなど他社では扱っていない商品が充実している。
Exclusive Marketsの取引プラットフォーム:評判〇
項目 | Exclusive Markets |
---|---|
デモトレード | あり |
独自のプラットフォーム | なし |
メタトレーダー4(MT4) | あり |
メタトレーダー5(MT5) | あり |
cTrader(シートレーダー) | なし |
Android アプリ | あり |
Apple iOS アプリ | あり |
ソーシャルトレード/コピートレード | なし |
VPS | あり |
Exclusive MarketsではMT4・MT5で取引可能だ。Android・iPhoneともにアプリストアからMT4・MT5をダウンロード可能だ。
またVPSを無料で提供しているが、顧客自身でBeeks社とVPSの契約を結び、その後以下の条件を2つクリアすることでExclusive Marketsの口座にBeeks社に支払う翌月の金額が振り込まれるという仕組みである。
Exclusive Marketsのリサーチ・学習コンテンツ:評判△
項目 | Exclusive Markets |
---|---|
デイリーマーケット解説 | あり |
外国為替ニュース(トップレベルの情報ソース) | あり |
経済カレンダー | あり |
トレード学習コンテンツ | なし |
ウェビナー | なし |
Exclusive Marketsでは2021年7月からTrading Centralによるテクニカル分析や市場の動向を確認することが可能だ。
Trading Centralは金融市場の投資リサーチを提供する会社であり、easyMarketsやFXDDもTrading Centralと提携している。しかし、内容は音声・字幕とも英語のみとなっている。
なお、学習コンテンツと呼べるものは提供されていない。
Exclusive Marketsのサポート:評判△
項目 | Exclusive Markets |
---|---|
日本語対応 | あり |
ライブチャット | あり |
メール | あり |
電話 | なし |
Exclusive Marketsでは現在日本語サポートが停止中のため、チャット・LINEの日本語サポートは行っておらず、メールのみ可能だ。通常、日本語サポートは15:00~0:00まで対応しており、メール・チャット・LINEにて対応している。
日本語翻訳アプリを使用して海外サポートが対応しているため、違和感や曖昧な回答が来ることが多い。