HotForex(ホットフォレックス)の評価・評判

HotForex(ホットフォレックス)は2010年に創業し、キプロスを中心に勢力拡大してきた大手FXブローカーだ。

HotForexはHF Markets Groupにより運営されており、セントビンセント&グラナディーン・ロンドン・セーシェル・南アフリカにも支店が存在する。

HotForex

HotForexの総合評価

総合評価 3.4
安全性 4.0
アカウント 4.0
手数料・スワップ 3.0
取扱銘柄の種類 4.0
プラットフォーム&ツール 3.0
モバイルトレーディング 3.5
リサーチ 2.0
学習コンテンツ 2.0
サポート 3.0
メリット
  1. グループ全体で金融ライセンスを5つ所持
  2. 破産した場合でも最大500万EUR(約6.5億円)まで補償保険に加入済み
  3. NDD・最大レバレッジ1000倍・ロスカットレベル10%・ゼロカット採用
  4. 取扱株式銘柄が1,003銘柄とFXブローカーとしてはトップクラス
  5. 様々なボーナスキャンペーン
デメリット
  1. ボーナスキャンペーンのシステムがかなり複雑である上に、クッション機能はない

安全性

項目HotForex
安全性70
運営会社HF Markets(SV)Ltd
住所セントビンセント・グレナディーン諸島
Suite 305, Griffith Corporate Centre,
P.O. Box 1510,Beachmont Kingstown,
St. Vincent and the Grenadines.
設立年2015
株式公開(上場)なし
銀行運営なし
資金管理区分分割管理
高信頼度 ライセンス英国金融行動監視機構(FCA) – 801701
中信頼度 ライセンスドバイ金融サービス機構(DFSA) – F004885
南アフリカ金融サービス委員会(FSCA) –46632
低信頼度 ライセンスセントビンセント・グレナディーン諸島金融サービス庁(SVGFSA) – 22747 IBC 2015
セーシェル金融庁(FSA)–8419176-1

海外ブローカーを使用する場合、1番重要な項目は安全性だが、金融ライセンス・補償保険の観点からHF Markets Groupの安全性は一定以上と言える。また、1人500万EUR(約6.5億円)まで補償する保険に加入しているが、HotForexではさらに追加の補償保険加入を検討しているそうだ。

金融ライセンス

HF Markets Groupは5つの企業でそれぞれの金融ライセンスを所持している。

日本在住者を管理しているのは”HF Markets (SV) Ltd”であり、SVGFSAにより管理されている。

また、”HF Markets (UK) Ltd”が保有するFCAは世界屈指の難易度を誇る金融ライセンスであり、Fxpediaでも高信頼度の金融ライセンスと位置付ける。このようなことから、金融ライセンスに関しては申し分ないと言えるだろう。

補償保険

HotForexの資金管理は分割管理だが、キプロスにある「Renaissance Insurance Brokers Ltd」にて1人500万EUR(約6.5億円)まで補償する保険に加入している。

この保険はエラー・脱落・過失・詐欺など金銭的損失につながる多様なリスクをカバーする補償内容となっている。つまり、破産していない場合でもエラーなどが発生した際にこの補償保険を執行することができるため、HotForexの破産を待つ必要がない。ある意味、国内ブローカーの信託保全以上の補償保険である。

ちなみにFXGTも同じ会社の補償保険に加入しているが、100万ユーロ(約1.3億円)までの補償となっており、HotForexは5倍の補償に加入していることから、HotForexの資金力と資金管理に対する意識の高さが窺える。

スポンサー契約

HotForexのスポンサー契約歴を以下にまとめた。

2020年からスポンサーになったパリ・サンジェルマンFCは、2021年『リオネル・メッシ』の移籍で話題となったフランスの1部リーグ”リーグ・アン”に所属する名門サッカーチームである。2021年3月8日、HotForexは2021ー2022シーズンも契約期間を延長したことを発表した。

口コミ

海外最大級のFX掲示板FPA(Forex Peace Army)でHotForexの評価は525レビュー”3.739”だ。499レビュー”3.157”のexnessと比較してもレビュー数、点数共にHotForexが上回っていることから国際的なHotForexの評価が高いことがわかる。

しかし、ここに投稿されている内容は真偽が不確かな投稿も多いため、点数は参考程度にすると良いだろう。

アカウント

項目HotForex
口座タイプ5
最大口座数13
注文方式NDD(STP)
レバレッジ最大1,000倍
ゼロカットシステムあり
法人口座あり

HotForexでは、以前まで口座の基軸通貨にJPYがなく、高スペックを誇るHotForexを使用することをためらうトレーダーが多かったが、2021年9月からマイクロ・プレミアム・ゼロスプレッド口座でJPYを基軸通貨にすることができるようになった。

口座タイプ

HotForexでは、マイクロ・プレミアム・ゼロスプレッド・AUTO・PAMM・HFコピーの6種類の口座タイプが存在する。

しかし、PAMM口座は現在日本では口座開設できない。また、AUTO口座は自動売買、HFコピー口座はコピートレード専用の口座となっており、基本的な仕様はプレミアム口座と同じである。

また、myHF口座というものが存在するがこれは取引口座ではない。HotForexに登録した際、自動的に作成される口座で、入出金や取引口座への口座間資金移動を行う際に使用するいわばマイページのようなものである。

マイクロ口座

マイクロ口座の最大レバレッジは1,000倍とその他の口座の倍以上だ。また、最低入金が5USD(約500円)と手を出しやすい設定となっており、他口座はロスカットレベル20%に対し10%となっている。しかし、最大ロット数は7ロットまでとなっているため、あまり大きな資金を運用する口座には向いていない。

小額のみ入金し、ハイレバレッジとロスカットレベル10%を活用した”アイフォ戦士”のような取引が可能である。

取引方式

HotForexの取引方式はどの口座でもNDD/STPである。他社だと極狭スプレッド仕様の口座はECNであることが多いが、HotForexのゼロスプレッド口座はSTPだ。

レバレッジ規制

HotForexでは、口座残高が30万USD(約3,000万円)に到達、またはその金額を超え50ロット以上のポジションを保有している場合、最大レバレッジ75倍の規制対象となる。

しかし、レバレッジ制限はこの数値を超えた時点で自動で行われることはなく、規制対象となる顧客はケースバイケースとしている。レバレッジ規制が適応される際は、対象の顧客にHotForexからメールにて通知がある。

最大ロット数

例えばプレミアム口座の場合、1注文あたりの最大ロット数は60ロット×最大ポジション数300ポジション=1口座あたりの最大保有ロット数は「18,000ロット」と思われがちだが、これは間違いである。

ホームページに記載がないため、HotForexに問い合わせたところ「1口座につき最大取引ロット数は、プレミアム口座で大体200ロット」とのことだ。この大体とは「モニターチームの判断によるためケースバイケース」という意味である。

手数料・スワップポイント

項目HotForex
最低初回入金額5USD(約500円)
取引手数料なし ※1
スプレッド(USD/JPY)0.0pips~
スワップポイント(USD/JPY)ロング:-1.3
ショート:-1.9
口座維持手数料あり
ボーナス/ディスカウントあり

HotForexでは入金手数料は掛からない。また、マイクロ口座では最低入金5USD(約500円)・ボーナスありと低予算からでも取引可能となっている。

入金・出金

HotForexの入出金方法は以下の4通りである。

  • JCB
  • bitwallet
  • bitpay(ビットコイン・ビットコインキャッシュ)
  • 仮想通貨(イーサリアム・ライトコイン・テザー)

HotForexの公式ホームページには上記3つしか記載がないが、myHF口座には仮想通貨による出入金の記載がある。これは、各地域、各国により対応していないものもあるため1部のみの記載となっている。

また、HotForexでは銀行送金を行っていない。JCBによる入金をした場合、入金額以上はJCBで出金することができないため、何らかの出金手段を事前に作っておくべきだ。

取引手数料・スプレッド

HotForexのスプレッドは平均的である。また、公式ホームページ内にある”HotForex スプレッド比較”ではFxPro、Oandaなど他社のスプレッドと比較できるコンテンツが存在する。

ゼロスプレッド口座は取引手数料が発生する。(※1)

AUDUSD・ EURUSD・EURJPY・GBPJPY・GBPUSD・USDCAD・USDCHF・USDJPYでは1ロット片道3USD、それ以外のFXは1ロット片道4USD取引手数料が発生する。また、FX以外は低スプレッドに対応していないため、取引手数料がかかることはない。

スワップポイント

マイナススワップがほとんどだが、現在の海外FXブローカーの多くがマイナススワップばかりであり、HotForexだけが特別なわけではないことを考慮すると”並”といったところだ。また、株価指数・債権・DMA株式・ETFのスワップ3倍デーは金曜日の市場終了時に発生となっている。

口座維持手数料

HotForexでは、myHF口座に資金がない場合は口座維持手数料は発生しないが、残高がある限り、下記のようにmyHF口座の放置期間によって口座維持手数料が変化する。

3年以降からは前年の手数料に10USDを足したものが毎月課せられることとなる。

また取引口座にて取引が60日以上行われない場合、取引口座はシステムにより自動的に無効口座になり、再開することはできない。この時の取引口座にある残高はmyHF口座に移動され、保管される。しかし、予約注文をしている場合には取引が90日以上行われない場合にこのルールが適用される。

ボーナス

HotForexでは数々のボーナスキャンペーンを行っている。しかし、HotForexのボーナスはかなり複雑である。

まず、他社のように自動でボーナスが適応されることはく、自らボーナス受取申請をしなければならない。また、HotForexのボーナス(キャッシュバックを除く)はクッション機能はなく口座残高がマイナスになると消滅する。つまり、レバレッジを上げる以外に使用方法はない。

取扱銘柄の種類

項目HotForex
外国為替53種類
株式54種類
株式指数CFD:11種類
先物:12種類
ETF34種類
コモディティ5種類
貴金属6種類
エネルギー2種類
仮想通貨なし
債権3種類
DMA株式949種類

上記の記載はHotForexで取引可能な全商品である。ETF・DMA株式はMT5のみ対応となる。

また、株式に関しては計1,003銘柄取り揃えており業界トップクラスである。しかし、ETF・DMA株式など他社では取扱っていることが少ない商品もある反面、近年では一般的になりつつある仮想通貨は2021年6月25日より取扱停止となった。

DMA株式

DMA(Direct Market Access)はブローカーのディーリングディスクを通さず、取引所に直接注文を通す取引方法である。このことから、低スプレッドかつ取引手数料によるビジネスモデルとなっており、FXでいうNDD/ECNに近く、透明性・柔軟性のある取引方法と言える。

しかし、HotForexのDMA株式は実際の株ではなく、DMA株式のデリバティブ取引であるため、実際の株式の所有権を得ることはできない。

プラットフォームとツール

項目HotForex
デモトレードあり
独自のプラットフォームなし
メタトレーダー4(MT4)あり
メタトレーダー5(MT5)あり
cTrader(シートレーダー)なし
ソーシャルトレード/コピートレードなし
VPSあり

HotForexではマイクロ口座・プレミアム口座・ゼロスプレッド口座ではMT4・MT5に対応、AUTO口座・HFコピー口座・PAMM口座はMT4のみ対応となっている。

また、HotForexでは月額30USD(約3,000円)でVPSの貸し出しを行っているが、5,000USD(約50万円)以上入金することで無料で使用することが可能だ。

モバイルトレーディング

項目HotForex
Android アプリあり
Apple iOS アプリあり

HotForexでは、android・iPhoneともにアプリストアからMT4・MT5をダウンロードし、売買が可能だ。

リサーチ

項目HotForex
デイリーマーケット解説なし
外国為替ニュース(トップレベルの情報ソース)なし
ウィークリーウェビナーなし
経済カレンダーあり

HotForexでは、経済カレンダー以外にFXニュースというコンテンツが存在するが、基本的に日本語対応していない。経済カレンダーでは重要な指標名はすべて英語であり、指標の時間も日本時間ではないため日本人には使いずらい。また、FXニュースについては全編英語である。

学習コンテンツ

項目HotForex
FX教育の実施あり
CFD教育の実施あり
ウェビナーあり
ウェビナー(アーカイブ)なし
トレーディング動画なし
投資家辞書(用語集)あり
チュートリアル/ガイドなし

HotForexでは様々な教育サービスが存在するが、基本的に日本語対応していない。ただし、取引コースビデオではタイトルが日本語の場合は日本語対応している。

サポート

項目HotForex
日本語対応あり
ライブチャットあり
メールあり
電話あり

海外FXブローカーでは、日本語対応が不十分がゆえにうまくコミュニケーションが取れない事例があるが、HotForexでは日本語対応しているためそういった心配はない。日本語サポートは平日日本時間で14:30~23:00まで対応している。

また、HotForexの日本語サポートは他社以上に丁寧で親切な印象を受けた。1つの質問に対しての回答はもちろん、類似事項まで説明してくれるため、非常にわかりやすい。

総評

結論から言うと、おすすめできるFXブローカーである。

金融ライセンスをグループ全体で5つ所持しており、補償保険も高品質の保険に加入していることから安全性に関しては問題ないだろう。また、通常低スプレッド仕様の口座はNDD/ECNと表記しているブローカーが多い中、HotForexではNDD/STPと隠さず表記している点も評価できる。

多数のボーナスキャンペーンを開催しているところは利点でもあるが、その反面複雑であり公式サイトには詳しい記載がない。また、他社では基本的にボーナスを出金することはできないが、証拠金として使える。つまり、口座残高がゼロになってもボーナスがある限り取引できることが多い。しかし、HotForexではクッション機能はないため、レバレッジ要員としての価値しかない。

ただ、ボーナスを気にしないのであればそれ以外の欠点は特になく、おすすめできるブローカーだ。

Fxpedia編集部が評価した同様のブローカー:

【注意】「FXPEDIA」は日本居住者を対象としておらず、また情報の提供のみを目的としており、投資その他の行動を勧誘する目的とするものではない。掲載情報はあくまでも「FXPEDIA」単体の見解によるものであり、情報の真偽、評価に関する正確性・信頼性等については一切保証されていない。
これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社及び情報提供者は一切の責任を負わない。金融庁の「FX取引を行おうとする個人投資家の皆さまへ」を必ず読み、投資に関する全ての決定は利用者自身の判断で行うものとする。

著者情報

トレード歴8年の元証券会社勤務の編集長を筆頭に、複数名の現役トレーダーとサイト情報の更新を行っている。トレーダー目線で偽りのない有益な情報を発信することを心掛ける。また、コンテンツ内には客観的な事実をもとに編集部の見解を述べている。

編集部の詳細はこちら⇀