Gemforex(ゲムフォレックス)

Gemforexの口コミ評判

GemForexと言えば豪華なボーナスプログラムが魅力なブローカーだ。スプレッドも狭く、MT5の導入など取引環境は随時更新され使い勝手が良いブローカーである。

しかし、2021年8月27日にモーリシャス金融サービス委員会(FSC)の金融ライセンスを取得し、一時は取り沙汰されていた「Gemforexの金融ライセンス問題」を解決したかと思われたが、2022年12月以降の日本アカウントは、セントビンセント・グレナディーン諸島金融サービス庁(SVGFSA)に企業登録しているのみで金融ライセンスを取得していない。

また、取引方式が不透明であり、ストップレベルを設定していることから最低でもNDD/STP Market Executionではないことが想定できる。このような背景からか、最大保有ロット数や最大保有ポジション数は他社と比較すると低く設定されている。

結論、大口取引やメイン口座としてポートフォリオを組むことには向かないが、サブ口座やFXを始めたいトレーダーには打って付けのブローカーである。今後も更なる改善が行われれば、幅広いユーザーに受け入れられるおすすめ海外FXブローカーになるだろう。

評価項目評価
安全性 1.5
スプレッド 4.0
スワップポイント 4.0
レバレッジ 4.0
ボーナス 4.5
取扱銘柄数 1.5
サポート 4.5
総合評価 2.7
Gemforexの評価

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GemForexの口コミ・評判

Rated 4.0 out of 5
2023年4月24日

Gemforexで使いやすい口座は、スプレッドが狭いノースプレッド口座かな。口座ごとに特徴が違うから、自分に合った口座選びをしないとボーナスがもらえないなどのデメリットもある。

匿名希望
Rated 5.0 out of 5
2023年4月16日

ドル円の取引において、ショートポジションとロングポジションのどちらでもプラススワップポイントを得られる点が魅力。損失発生のリスクを抑えながらスワップアービトラージもできる。

manjyu214
Rated 5.0 out of 5
2023年4月13日

リアルタイムで質問に答えてくれるリアルタイムチャットが便利。メールでの問い合わせは24時間以内に返信してもらえると聞いていたが、実際にメールしたところ25分で返信が届いてびっくりした。

K.S
Rated 5.0 out of 5
2023年4月9日

スワップ狙いならGemforexをおすすめします。高額のスワップが狙える通貨ペアが多く、入金ボーナスを利用することもできるからです。

bungu
Rated 3.0 out of 5
2023年4月5日

最大ロット数が少ないのはデメリットともいえる反面、Gemforexは一度に取引できる通貨が少ないから、初心者であっても比較的利用しやすいといえる。

kamome
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Gemforexのメリット

GemForexのメリットを教えてください。(複数回答可)

GemForexの利用者を対象に「メリットだと思うところ」についてアンケート調査を実施した。メリットとしては「ボーナスが豪華」「サポート対応が良い」「スプレッドが狭い」が大半を占めた。

利用者の多数はボーナスプログラムをメリットと評価した。ボーナスプログラムの比較では、GemForexは上位にランクインしており、豪華なボーナスプログラムを提供しているブローカーである。また、サポート対応の良さも高く評価されており、編集部もGemForexのサポート対応は素晴らしいと評価している。

GemForexのボーナス

現在、GemForexが常時開催しているボーナスキャンペーンは「新規口座開設ボーナス」「1,000%入金ボーナスジャックポット」「お誕生日プレゼントキャンペーン」の3つだ。

海外FXブローカーと言えばボーナスプログラムが豪華で多数用意されていることが魅力の一つでもある。GemForexのボーナスは、その中でも積極的かつ豪華な特典を提供しているブローカーであり、海外FXボーナスランキングでも上位に食い込んでいる。

豪華なボーナスプログラムはGemForex最大の魅力と言っても過言ではないだろう。

ただし、2022年11月7日より、ボーナスを付与された日から90日経過後の翌月1日にボーナスは消滅することになった。9周年記念第一弾(仮想通貨CFDの取り扱いを開始)の取引環境の改善と同日の改悪となった。

新規口座開設ボーナス

GemForexではたびたび、新規口座開設ボーナスプログラムを実施している。対象はオールインワン口座のみであり、オールインワン口座以外の口座を最初に開設してしまうと新規口座開設ボーナスを受け取ることができなくなるため、注意が必要だ。

新規口座開設ボーナスの金額はその都度異なるが2~3万円が多い。

1,000%入金ボーナスジャックポット

オールインワン口座のみ対象のボーナスプログラムで毎日開催されている。一定の条件をクリアすることで、入金した金額に対して2~1,000%のボーナスが付与され、ハズレは一切ない。ボーナスの最大受取可能額は100万円だ。

①24時間以内(MT4時間0時~23時59分59秒)に決済済取引5ロット以上の取引を行う事で抽選権利を得る事が出来る。このロット数はFXのロットを基準としており、CFDのロット数カウントは商品により異なる。

商品FXの1ロットに値するロット数
JPXJPY(日経225)600
HSXHKD(HK50)
S&PUSD(S&P500)
40
ASXAUD(ASX200)
ESXEUR(Euro50)
30
CACEUR(CAC40)
WTIUSD(WTI)
20
NASUSD(NASDAQ)15
DAXEUR(DAX30)
FTXGBP(FTSE100)
DOWUSD(DJ30)
BRTGBP(BRENT)
10

さらに、以下の注意点が存在する。

  • 口座開設に伴う書類の提出・承認がされていない状態の口座は無効
  • 5分以内の決済は無効
  • 口座残高:1万円・クレジット:1万円の状態で1ロット取引した時は0.5ロット、口座残高:1万円・クレジット:2万円の状態で1ロット取引した時は0.33ロットが抽選権利対象ロットとなる

②5ロット以上を取引した翌日、自身のマイページ内に「抽選権利ボタン」が表示されていれば条件クリアとなる。

条件をクリアした口座に入金をする。入金金額に上限はないが、ボーナス対象金額は10万円までだ。

  • 抽選権利ボタンは24時間(MT4時間0時~23時59分59秒)経過すると消滅
  • 権利取得日の初回入金のみ対象
  • 対象日に着金の確認が取れなかった場合は無効

③入金金額が口座に反映されると「抽選権利ボタン」がクリック可能となるため、クリックすると抽選開始。10秒以内に抽選結果が発表となり、2%~1,000%のボーナスが付与される。

しかし、当選結果が期待していた確率ではないと言った理由から出金が確認された場合、次回以降の当選確率を下げる処置が執られる。この「抽選結果が希望通りでない」といった理由はどのような観点から判断するのか問い合わせたところ、「こちらは担当部署にての判断となり、その判断基準やお客様の状態のご案内はしておりません。」とのことだ。

お誕生日プレゼントキャンペーン

オールインワン口座とミラートレード専用口座が対象で、誕生日当日から30日以内に最初に入金した金額に対して100%のボーナスが付与される。受取上限は10万円だ。

また、お誕生日プレゼントキャンペーンでは以下の点に注意が必要だ。

  1. 誕生日当日(5時頃)にマイページにチケットが発行され、チケットの有効期限は30日間
  2. チケット発効後30日以内に出金した顧客は100%ではなく50%の入金ボーナスを付与
  3. その他の入金キャンペーンと併用不可
  4. 過去に利用規約の違反もしくは利用規約に違反の疑いがあると判断された顧客、口座名義人以外の利用の疑いがある顧客、不正対策のため誕生日より7日前に出金した顧客は対象外

GemForexのカスタマーサポート

Gemforexの前身は日本で起業された会社である。創立者が日本人、現在も取締役の4人中3人が日本人ということもあり、日本語サポートは万全である。公式ホームページでは「MADE IN JAPAN」を強く推している。

対応方法日本語対応時間スピード
ライブチャット平日 10:00 ~ 17:00即時
メール平日 24時間1営業日以内
電話要サポート申請時間指定
GemForexのサポート対応

GemForexのスプレッド・取引手数料

口座タイプ別にGemForexとスペックが似たブローカー、総合評価が高い海外FXブローカーのスプレッド比較した結果、GemForexのスプレッドは、やや狭いといった結果になった。

ガチゼロ口座はスプレッドという概念がなく、まさに最強のコストパフォーマンスを誇るが「将来的に手数料を徴収する可能性もある」としている。

2022年12月27日にリリースされたスキャルピングフリー口座は、ロースプレッド口座より狭いスプレッドを提供しており、変動制ではあるが国内FXに匹敵するほどの狭いスプレッド誇る。ただし、最大レバレッジも30倍と国内FX並みの仕様となっている。

オールインワン口座のスプレッド比較
スクロールできます
ブローカー名
口座名
EURUSDUSDJPYGBPUSDEURJPYGBPJPY
GemForex
オールインワン
1.6pips1.6pips2.4pips2.1pips2.4pips
XMTrading
スタンダード
1.7pips1.7pips2.3pips2.5pips4.1pips
FXGT
スタンダード
1.6pips1.8pips2.1pips2.4pips3.9pips
IS6FX
スタンダード
1.8pips2.1pips2.7pips2.5pips4.4pips
BigBoss
スタンダード
1.8pips1.8pips2.2pips2.2pips3.4pips
オールインワン口座のスプレッド比較
ロースプレッド口座のスプレッド
スクロールできます
ブローカー名
口座名
取引手数料
(1ロット/片道)
EURUSDUSDJPYGBPUSDEURJPYGBPJPY
GemForex
ロースプレッド
無料0.6pips0.5pips1.8pips0.9pips1.8pips
XMTrading
プロ
5USD1.3pips1.3pips1.7pips1.9pips3.2pips
FXGT
ECN
5USD1.3pips1.3pips1.4pips2.1pips3.0pips
BigBoss
プロスプレッド
4.5USD1.7pips1.8pips2.3pips2.0pips3.2pips
Exness
プロ
無料0.6pips0.9pips0.8pips1.3pips1.5pips
ロースプレッド口座のスプレッド

GemForexのスワップポイント

GemForexのスワップポイントは、USDJPYはロング・ショートに関わらずプラススワップを受け取ることができ、海外FXブローカーのスワップポイントとしては珍しい。また、2022年12月8日からは仮想通貨CFDがスワップフリーの対象となった。(一部銘柄を除く)

また、他社では基本的には日本時間の木曜日の6:00(冬時間の場合7:00)頃に土日分を足した3日分のスワップポイントが発生するが、GemForexは日本時間土曜日の6:00(冬時間の場合7:00)にトリプルスワップが発生する。

GemForexのレバレッジ

GemForexのレバレッジは、レバレッジ5,000倍口座ではその名の通り最大5,000倍、それ以外の口座では最大1,000倍の取引が可能だ。また、CFDはレバレッジの概念はなく、以下の計算式で必要証拠金を算出できる。

ロット数 × コントラクトサイズ(取引単位=1ロットあたりの価値)× 価格 × 必要証拠金率 = 必要証拠金

レバレッジ制限

他社海外FXブローカーのレバレッジ設定同様、GemForexでは口座残高によるレバレッジ制限がある。

口座残高最大レバレッジ
200万円未満1,000倍
200万円以上500倍
GemForexのレバレッジ規制

Gemforexのデメリット

GemForexのデメリットを教えてください。(複数回答可)

GemForexの利用者を対象に「デメリットだと思うところ」についてアンケート調査を実施した。デメリットは「取扱銘柄が少ない」「DD方式」という回答になった。

取扱銘柄の少なさがデメリットとして挙げられているが、2022年11月17日から仮想通貨CFDも取引可能となったことで、現在は平均的な商品数になり、他社と比較しても遜色ない。また、公式には未発表であるが、取引方法はDD方式を採用している。編集部もGemForexの取引方式はDD方式であると認識している。

GemForexの取扱銘柄の種類

銘柄種類
外国為替54通貨ペア
貴金属3銘柄
エネルギー2銘柄
コモディティなし
個別株なし
インデックス10銘柄
ETFなし
仮想通貨29ペア
GemForexの取扱銘柄の種類

上記の記載はオールインワン口座で取り扱っている全商品を記載したものであり、オールインワン口座以外では取扱っていない商品も存在する。

以前のGemForexはFXで33通貨ペアと決して取扱商品数が多くなかったが、2022年に多くの通貨ペアが追加され、現在は43通貨ペアが取引可能となった。また、先述のとおり、GemForexとして9周年目を迎えた2022年11月より、9周年記念第1弾として仮想通貨CFDの取り扱いを開始した。

GemForexの安全性・信頼性

2010年6月25日、日本人トレーダーによりEA制作会社”GEM-TRADE Co.,Ltd”を香港にて設立。2014年12月1日より、GemForexとしてブローカー事業をスタートした。画期的な取引スペックとボーナスが積極的なGemForexだが、安全性、特に金融ライセンスにおいてはその時代により大きく異なる。

運営会社Lindholm Capital Ltd
所在地33, Edith Cavell Street, C/o IQ EQ Fund Services (Mauritius) Ltd, Port-Louis, 11324 Mauritius
設立年2010年
公式ホームページhttps://gemforex.com/
GemForexの会社概要

GemForexの金融ライセンス

GemForexは3社、3つの金融ライセンスを取得しており、日本向けにサービスを提供している”Gemtrade LLC”はセントビンセント・グレナディーン諸島金融サービス庁(SVGFSA)の管轄になる。

社名金融ライセンス
Lindholm Capital Ltdモーリシャス金融サービス委員会(FSC) – GB21026537
GEMFOREX LIMITEDセーシェル金融庁(FSA) – SD116
Gemtrade LLCセントビンセント・グレナディーン諸島金融サービス庁(SVGFSA) – 1335 LLC 2021
Gem Group Holdings LTD
GemForexグループの金融ライセンス

GemForexは2014年10月1日からブローカーとして活動しているが、時期によって金融ライセンスが異なる。

GemForexは、2014年から2019年までノーライセンスブローカーであった。当時はそのことを理由にGemForexを敬遠するトレーダーも多かったが、2019年ニュージーランドにて、FSP(Financial Service Provider Register)ライセンスを取得した。当時GemForexはこれを「金融ライセンス」と位置付けていた。

しかし、Fxpedia編集部ではFSPを金融ライセンスとは位置づけていない。FSPはニュージーランド国外向けの金融サービスの提供のみ許可しており、ニュージーランド国内のサービス提供は許可していないためである。

その後、2021年8月30日にモーリシャス共和国に拠点を移し、”Lindholm Capital Ltd”がモーリシャス金融サービス委員会(FSC)の規制の下、運営を行っていた。これにより、長きに渡る「GemForexの金融ライセンス問題」は解決されたかのように思えた。

しかし2022年12月1日、公式ホームページのリニューアルに伴い、日本向けにサービス提供をしている企業が”Gemtrade LLC”に変更されていたことで、セントビンセント及びグレナディーン諸島(SVGFSA)の管轄となった。

ちなみに、2022年10月5日に買収をしたナイジェリアのブローカー”ACT Broker”は、公式ホームページに金融ライセンスの記載がないため、おそらくノンライセンスブローカーである。

GemForexは分別管理を採用

公式ホームページ上では分割管理(分割保管)による資金管理体制と公表しているが、具体的な銀行名などの情報は公開していない。

GemForexの口座開設と入出金の手順

  1. 新規会員登録をする
  2. 登録完了通知のメールを受け取る
  3. 本人確認書類を提出する
  4. 証拠金の入金をする
  5. 取引を始める

GemForexの新規口座開設の方法

GemForexの口座開設フォーム

手順1.新規会員登録をする

GemForexのホームページから口座開設を行う。画面の表示に従い、下記順番にてフォームに必要事項の入力をする。

  1. 口座タイプ
  2. 登録種別
  3. 名前
  4. メールアドレス
GemForexのメール画面

手順2.登録完了通知のメールを受け取る

先ほど入力したメールアドレスに登録完了通知が届く。メールにはログインに必要な情報が記載されている。

マイページにログインして個人情報の入力を行う。

  1. 個人情報の入力
  2. 現住所の登録
  3. 投資に関する情報の選択
  4. 金融商品に関する知識と経験の選択
GemForexの本人確認書類の提出画面

手順3.本人確認書類を提出する

最後に本人確認書類を提出する。本人確認書類として身分証明書、IDセルフィー写真、現住所証明書の3つが必要になる。

提出した書類は、約1営業日以内に審査が完了する。承認されると書類受理のメールが届く。

GemForexの入出金の方法

GemForexの入金方法は「銀行送金」「クレジット決済(VISA, JCB,Master)」「仮想通貨決済(BTC, ETH,USDT,BAT,OMG,DAI,USDC,WBTC)」に対応している。

bitwalletなど、上記以外にも様々な入金方法が公式ホームページに記載があるが、実際には、上記以外の方法はメンテナンス中のため使用できない。

入金方法最低入金額口座反映時間入金手数料
銀行送金1,000円入金確認後即時無料
クレジット決済※1$50/5,000円即時無料
BankingPAY3,335円即時無料
仮想通貨決済※20.00243BTC最大90分無料
PerfectMoney 決済100USD即時無料
GemForexの入金方法
  1. クレジット決済は、VISA, JCB,Masterに対応している。
  2. 仮想通貨決済は、BTC, ETH,USDT,BAT,OMG,DAI,USDC,WBTCに対応している。

GemForexの出金方法は、銀行送金のみだ。メンテナンス中のため、現在ビットコイン・bitwalltは利用停止中となっている。

しかし例外として、クレジットカード・デビットカード入金を実施した場合のみ、マネーロンダリング対策として入金と同額分がクレジットカード・デビットカードでの出金となる。

原則、出金手数料は発生しないが、国内銀行出金の場合7日以内に2回目以降の出金に対し、都度出金額の2%(20万円以下は4,500円)の出金手数料が発生する。また、日本国外の銀行口座に出金の場合は期間が1ヵ月以内に2回目以降に変更となり、都度出金額の2%(20万円以下は4,500円)の出金手数料が発生する。

また、ボーナスのみの取引で出金または入金から1度も取引を行わず(入金金額に対し極めて取引金額が低い場合も同様)出金をした場合、出金手数料4,500円が、クレジットカード・デビットカードで同様の状態で出金の場合は、4,500円+出金金額の10%の出金手数料が発生する。

出金方法最低出金額口座反映時間出金手数料
銀行送金1円3~5営業日7日以内に1回目:無料
7日以内に2回目以降:出金金額の2%
(200,000円以下は4,500円固定)
ビットコイン決済0.1BTC3~10営業日7日以内に1回目:無料
7日以内に2回目以降:出金金額の2%
(200,000円以下は4,500円固定)
GemForexの出金方法

GemForexのよくある質問

GemForexは口座維持手数料はかかるか

GemForexの口座維持手数料は無料である。しかし1月1日、4月1日、7月1日、10月1日の時点で3ヶ月間(90日間)全くトレードをしていない口座に対して1,500円の口座維持費が掛かる。ただし、口座に残高が無い場合、維持費はかからない。

GemForexでは10ロット以上のスキャルピングはできるか

GemForexは一見、スプレッドが狭くスキャルピング向きと思われがちだが、注意点がある。

公式ホームページには「特に制限は設けてない」と記載されているが、「過去に短期間(5分間を目安)に往復合計10ロット以上での連続した取引を継続した結果、無条件で利用を停止または削除し、報酬も凍結の処置をした」とも記載がある。

さらに、ロースプレッド口座では「スプレッド0.0pipsのタイミングのみを意図的に狙ったご利用をお断りしており、平均的にご利用頂けるお客様のみのご利用可能」としていることから、スキャルピングを推奨していないのが明らかだ。

これらに該当する取引を行う場合、事前にGemForexに連絡を入れる必要がある。

連続した取引というのは何回目から対象なのかについては明記されていない。事前連絡が必要ということはトレーダーがブローカーからの監視の対象となることを意味するため、合計10ロット以上のスキャルピングは行わないのが無難だろう。

GemForexのロット数・ポジション数を教えて

GemForexではFXの場合、1注文あたりの最大ロット数を50ロットと定めている。しかし、Gemforexの利用規約「第12条(利用者の禁止行為)」に「事前連絡なしで大きなロット数での取引」とある。大きなロット数とは10ロット以上の取引のことを指し、事前連絡なしに10ロット以上の取引をすることは禁止されている。10ロット以上の取引を行う場合、事前に取引内容を含めてサポートデスクにメールで連絡し、担当部署の許可を得る必要がある。

また、1口座あたりの保有ロット数は無制限・最大ポジション数も無制限としているが、それぞれ「200ロット・200ポジションを超える場合は注文を受け付けない場合もある」としている。

以前はさらに厳しい制限を設けていたが、現在は多少緩和された。しかし、10ロット程度の取引で事前報告と許可が必要なブローカーは少数派である。したがって、取引環境は改善されたものの、GemForexは大口取引に適しているとは言いがたい。

GemForexの取引方式を教えて

GemForexは大々的には取引方式を開示していないが、公式ホームページ内の”執行方針”にてOTCブローカーであることを開示している。一方で「再見積もりなし、ディーリングデスクや人間の介入なし、取引制限なしの市場執行」といった記載もある。

ガチゼロ口座のスプレッドはゼロであるにもかかわらず、取引手数料が発生しない。仮にGemforexの取引方式をNDD/STPと仮定した場合、トレーダーが取引をすればするほどGemforexは損失を被ることとなり、ビジネスとして成立しない。このため、GemForexの取引方式はOTCの可能性が濃厚である。詳しくは海外FXのNDD方式とDD方式の違いとメリット・デメリットを参照。

これらのことから、GemForexの取引方式はOTCの可能性が濃厚である。しかしOTCが一概に悪というわけではなく、GemForexの最大の特徴である、クッション機能付きのボーナスと狭いスプレッドを提供しているのがOTCのメリットと言える。

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著者情報

トレード歴8年の元証券会社勤務の編集長を筆頭に、複数名の現役トレーダーとサイト情報の更新を行っている。トレーダー目線で偽りのない有益な情報を発信することを心掛ける。また、コンテンツ内には客観的な事実をもとに編集部の見解を述べている。