Gemforex(ゲムフォレックス)のスプレッド|一覧表と確認・計算方法

FXブローカーを決める要素の一つに「スプレッドの広さ」がある。

Gemforexは日本人に人気のブローカーだが、登録を検討しているトレーダーの中にはスプレッドが狭いのか広いのか気になっている方もいるであろう。

本ページではGemforexのスプレッドの詳細について解説する。

Gemforexの平均スプレッド一覧

Gemforexは変動スプレッドを採用しているため、平均スプレッドを記載する。取引きする通貨ペアやブローカーを決める際の参考になるだろう。

FX通貨ペア

通貨ペア
オールインワン
ノースプレッド
レバレッジ5,000
USDJPY1.50.30.2
CHFJPY3.31.52
AUDCAD3.12.41.8
AUDJPY2.30.61
AUDNZD3.01.91.7
AUDUSD2.50.31.2
AUDCHF2.71.41.4
CADJPY3.11.21.8
EURAUD2.71.51.4
EURCAD2.72.01.4
EURCHF2.40.71.1
EURGBP1.50.30.2
EURJPY1.70.50.4
EURUSD1.80.30.5
EURNZD3.53.12.2
EARZAR102.868.3101.5
GBPAUD3.63.12.3
GBPCHF4.01.62.7
GBPJPY2.21.00.9
GBPUSD2.41.31.1
GBPNZD4.52.93.2
GBPCAD4.22.42.9
NZDJPY2.91.21.6
NZDUSD2.61.11.3
USDCAD2.00.80.7
USDCHF3.30.32
USDCNH18.417.315.1
USDSGD3.43.22.1
USDTRY69.720.368.4
USDMXN143.853.3142.5
USDZAR16.015.014.7

貴金属CFD商品

通貨ペア
オールインワン
ノースプレッド
レバレッジ5,000
XAUUSD3.42.12.1
XAGUSD3.22.01.9

先物株価指数CFD商品

シンボル
最低変動価格
値動きの最小値
スプレッド
JPXJPY1.000001JPY1.0
CACEUR0.010000.01EUR18.0
DAXEUR0.010000.01EUR30.0
FTXGBP0.010000.01GBP27.5
NASUSD0.010000.01USD20.0
DOWUSD0.010000.01USD42.0
S&PUSD0.010000.01USD7.0
ASXAUD0.010000.01AUD30.0
ESXEUR0.010000.01EUR26.0
HSXHKD1.000001HKD0.8

エネルギーCFD商品

シンボル
最低変動価格
値動きの最小値
スプレッド
BRTGBP0.010001GBP0.5
WTIUSD0.010001USD0.5

リアルタイムスプレッドの確認方法

Gemforexのリアルタイムスプレッドは取引プラットフォームの「気配値」で確認可能だ。Gemforexは2021年8月からMT5を導入したため、ここではMT4・MT5のリアルタイムスプレッドの表示方法を解説する。

PC用MT4・MT5

PC用のMT4・MT5にログインした後、画面右上の「表示」より「気配値表示」を選ぶと気配値を表示できる。しかし、デフォルト状態のままではリアルタイムスプレッドが表示されていないため、表示方法を変更する必要がある。

リアルタイムスプレッドはMT4・MT5それぞれで以下の手順で表示させる。

Gemforex 気配値開き方

MT4の場合

  1. 気配値ウィンドウ上で右クリック
  2. ポップアップした選択画面で「スプレッド」を選択
Gemforex スプレッド表示方法

MT5の場合

  1. 気配値ウィンドウ上で右クリック
  2. ポップアップした設定画面で「表示列」
  3. 「スプレッド」を選択
Gemforex MT5スプレッド表示方法

上記操作が完了するとリアルタイムスプレッドを確認できる。

Gemforex リアルタイムスプレッド表示

アプリ版MT4・MT5

アプリ版MT4・MT5でリアルタイムスプレッドを表示させる手順は以下の通りだ。

Gemforex 気配値へ移動

アプリ版MT4・MT5を立ち上げた後、最初に「気配値のアイコン」か左上の「メニュー」より「気配値」画面に切り替える。気配値画面に移動後、任意の通貨ペアをタップすると設定画面が開く。

  • MT4の場合:「アドバンスビューモード」
  • MT5の場合:「詳細モード」
Gemforex アプリ版MT4リアルタイムスプレッド

選択画面で上記操作をするとリアルタイムスプレッドを確認できる。

スプレッドの計算方法

ここではスプレッドを日本円に換算する方法を紹介する。Lot数を変更する際や資金管理に役立ててほしい。

クロス円の場合

計算式
  1. スプレッドをPipsから円に変換
  2. 取引量(通貨単位)×スプレッド(円)=取引コスト
条件
  • USD/JPY:1Lot
  • スプレッド:1.3
答え
  1. 1.3(Pips)→0.013(円)
  2. 100,000×0.013=1,300円

クロス円以外の場合

Gemforexは貴金属CFD商品を通貨ペア扱いのため、ドル建てでクロス円以外の計算式を採用する。

計算式
  1. スプレッドをPipsから決済通貨単位に変換
  2. 取引量(Lot)×スプレッド(決済通貨単位)=決済通貨単位での取引コスト
  3. 決済通貨単位×決済通貨と日本円の為替レート=日本円での取引コスト
条件
  • EUR/USD:1Lot
  • USDの最小単位:0.00001
  • スプレッド:1.3
  • 為替レート:109.968
答え
  1. 1.3→0.00013
  2. 100,000×0.00013=13(ドル)
  3. 13×109.968=1429.584円

先物株価指数・エネルギーCFDの場合

計算式
  1. Gemforexのホームページで各銘柄の「最低価格変動の価値」を調べる
  2. スプレッド×最低価格変動の価値=スプレッド(取引通貨での取引コスト)
  3. 取引通貨での取引コスト×取引通貨と日本円の為替レート=日本円での取引コスト
条件
  • CACEUR:1Lot
  • 取引通貨:EUR
  • 為替レート:129.875
答え
  1. 最低価格変動の価値0.01ユーロ
  2. 18.0×0.01=0.18(ユーロ)
  3. 0.18×129.875=23.3775円

Gemforexのスプレッドが広がる時間帯とタイミング

Gemforexは変動スプレッドのため常にスプレッドが変化しているが、その中でもスプレッドが広がりやすい時間帯とタイミングがある。

・経済指標発表の前後
・突発的なイベント時
・取引量が少ない時間帯

これらのスプレッドが広がる大きな原因に通貨ペアの流動性が関わっている。FXは相対取引のため、売り手・買い手がいなければ取引きが成り立たない。

しかし、上記3つの時間帯・タイミングは取引の相手が見つからない、つまり流動性が低い状態になりやすい。流動性が低い状態でブローカーが注文を受けると、受けた注文のカバー先を見つけることができずにブローカーが損失を受けるリスクが発生する。このリスクを回避するためにスプレッドを広げる必要があるわけだ。

また上記3つの時間帯・タイミングは突発的な値動きによりトレーダーが損失を受ける可能性が高くなる。

経済指標発表の前後

アメリカの雇用統計など重要な経済指標発表の前後はスプレッドが広がる可能性が高い時間帯だ。重要な経済指標の前後は相場では次のようなことが起きている。

重要な経済指標の発表前

突発的な動きに備え投資家が取引を控え始める、つまり相場の流動性が下がるためスプレッドが広がりやすい。

重要な経済指標の発表後

価格が一方に大きく動き、売り手買い手のバランスが取れなくなる。そのためブローカーが注文をさばけない場合の損失リスクを避けるためにスプレッドを広くして対処している。

重要な経済指標の発表前後30分から1時間前後はファンダメンタルズ分析要素が強い時間帯と認識し、テクニカル分析中心のトレーダーは注文を控えた方が懸命だろう。

突発的なイベント時

世界の経済に影響を及ぼす可能性のある災害、戦争、要人発言があった際もスプレッドが広がる可能性がある。

特にレバレッジ制限がかかるほどの世界的出来事があった場合は、値動きも通常と異なりスプレッドの変化も激しいと認識して取引きすべきだ。

取引量が少ない時間帯

取引量が少ない時間帯とは取引参加者が少なく流動性が低い時間帯のことである。

FXは24時間取引可能だが日本市場、ロンドン市場、ニューヨーク市場が開いていない時間帯は極端に取引参加者が少なくり、注文を出しても受けてくれる相手が減少する。そのためブローカーはスプレッドを広げ「約定」の幅を広げることで注文を約定させているわけだ。

Gemforexはさらにニューヨーク時間クローズ前後の5:55~6:10(冬時間の場合は6:55~7:10)の間、新規注文の受付を中止しリスクを回避している。

ちなみに、先物株価指数CFD商品とエネルギーCFD商品は、各商品を扱っている証券取引所がクローズしている時間帯にスプレッドが広くなる傾向があるので注意が必要だ。

年末年始やクリスマス時期、三大市場のある地域が祝日の時も流動性が低くなりスプレッドが広めになることは覚えておくべきだ。

また上記のようなイベント時にはレバレッジ規制がかかる可能性があることも念頭におこう。規制対象になった場合はメールでお知らせがくる。

レバレッジに関しては下記ページを参照
Gemforex(ゲムフォレックス)のレバレッジ

2019年1月3日フラッシュクラッシュ時のスプレッド拡大

2019年1月3日早朝に発生したフラッシュクラッシュ時、Gemforexのスプレッドはドル円で230Pips程度まで拡大した。

このフラッシュクラッシュは「アップルショック」が原因とも言われているが、要は日本時間の早朝、流動性が非常に低い時間帯に大口の資金が大量に投入されたことが原因だ。このとき、Gemforexが故意にスプレッドを拡大したなどとうわさがあったが全くのデマである。

状況を考えればスプレッド拡大は当然の処置であり、「スプレッド拡大により損失を被った」「利益を取れなかった」は、それに対応できなかったトレーダーに責任があると言わざるを得ない。

FAQ

レバレッジ5,000倍口座のスプレッドは狭いか

Gemforexはオールインワン口座とノースプレッド口座の他にレバレッジ5,000倍口座が存在する。レバレッジ5,000倍口座は名前の通りレバレッジが5,000倍で取引できる口座だ。

この口座のスプレッドは全体的にオールインワン口座とノースプレッド口座の中間の広さとなっており、中にはノースプレッド口座より狭い通貨ペアも存在する。

ノースプレッド口座のスプレッドは狭いか

Gemforexのノースプレッド口座の主要通貨ペアのスプレッドは国内ブローカー並みに狭く、スキャルピング取引などに有利な口座と言える。

通常、海外FXブローカーのスプレッドが低い口座は、スプレッドの他に取引手数料が必要な場合が多いが、Gemforexのノースプレッド口座は取引手数料が無料だ。つまり、スプレッドのみの取引コストとなる。

Gemforexのスプレッド操作の噂は本当か

Gemforexはスプレッドを操作して利益を得ているのではないかとのうわさがあるが、デマと考えて問題ないだろう。

2020年8月11日にシステム障害でレートの誤配信が発生した時に損失を補填しているブローカーだ。このような対応をするブローカーがスプレッド操作で利益を得ている可能性は低いだろう。

総評

スプレッドの広さは、裁量トレードにおいて重要な部分ではあるが絶対の要素ではない。スプレッドは取引ルールを確立し、継続的に利益を出せる状態になってはじめて考えるべきことであろう。

もちろんEA(自動売買)を使う場合は特に重要になるので、スプレッドを考慮して使用すべきである。

自分がどのようなトレードをするか明確に決めたうえで、その手法にあったブローカーを選ぶのが最良の選択である。もちろんそれには、入出金やレバレッジ、安全性など総合的に判断した上でブローカーは決めるべきだろう。

自分が今すべきことを整理し、自分の力量にブローカーの利点をプラスする、そのような取引を目指してほしいと願う。


著者情報

トレード歴8年の元証券会社勤務の編集長を筆頭に、複数名の現役トレーダーとサイト情報の更新を行っている。トレーダー目線で偽りのない有益な情報を発信することを心掛ける。また、コンテンツ内には客観的な事実をもとに編集部の見解を述べている。

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